今日は、はま寿司でBAN!BAN !BAN !BAN!

【心臓移植への道】「目が覚めたら、また生きている。」そう信じて、私はICUのベッドで深い眠りに落ちた。度重なる不整脈の恐怖から逃れるための、一時的な別れと再起への誓い。絶望の淵で選んだ「眠り」という名の戦い。今、暗闇の中で戦っている人に伝えたい、命を繋ぐための勇気と信頼の記録。 Uncategorized
手と手の温もり: 先生の穏やかな声と、点滴ラインに触れる動作を通じて「孤独ではない」ことを表現します。

今日は、はま寿司でBAN!BAN !BAN !BAN!

という話をしようと思う。

あの日は、お休みで家族で外食に行こうということになった。

息子が当時いくらが大好きだったから、

回転寿司に行って腹一杯食べさせてやろうという気持ちで行った。

駐車場に着き、時間も夕飯どきで結構混んでいた。

俺は浜っ子会員だったからネット予約して順番が来るのを車で待っていた。

いざ順番が来たので発券される番号のとおりそのBOX席に着いた。

席に座り、流れてくる寿司と注文用の電子パネルを見ていた。

いつものように妻がお茶を家族分いれ、

俺と息子はワクワクして一緒に電子パネルを見て注文していた。

運ばれてきた寿司を食べ、締めのスイーツまで食べて満足していた。

始まりの狼煙、BAN!

BAN!うっ。

ん、なんだ。いきなりだったんで不意をつかれた。

CRT-Dが作動したのである。

心臓に埋込まれた機械に電撃が走る。

よく胸の感覚に集中すると、俺の心臓の鼓動はドキドキしていた。

2回目のBAN!俺は席の長椅子に寝転んだ

「なんだよこんな時に」大丈夫だ落ち着け、

次に取るべき行動を考えていた。

BAN!3回目、

もう寿司も食った、しょうがない。

続け様にBAN!4回目もうだめだ勘弁してくれ・・。

妻が店員を呼び止め「すいません救急車を呼んでください」

一通り病状と発作の説明をしていた。

いつもながら妻の冷静さには頭が下がる。

俺がこんなだから妻も冷静に対応できるようになってしまったんだが。

しばらく長椅子に寝ていた、周りは混んでいたため、

そんなに気がついていなかったと思う。

救急車が到着

救急車到着、担架で運ばれた、

俺の心の中は「食事中になんか、すいません」である。

救急隊員は市内の病院と言っている。

隣町の病院でないと。

と何やら妻と話していた。

そうこうしてるうちに隣町の病院に搬送されることになった。

いつもながらの病院のストレッチャーの上。

天井をライトを眺める俺。

一体いつまでこんなことを続けるんだと思い

どんどん気持ちは暗くなっていった。

いつものように血液検査、点滴の準備と進められていった。

しばらくすると先生がやって来た

『だいぶ、心臓も弱って来てるね。まあ、とにかく入院して調べてみましょう。』

すぐに入院となった。

なんでいつもこうなんだ。

俺がただ普通に生きさせてくれればいいだけじゃないか。

そんなことをいつも思わせる。

また、家族で、たまには外食でと思った、

普通の夜にこんなことになるなんて、

その日ははもう何も考えられなかった。

ある日、先生から病状の結果と今後の治療について

話があるとのことだった。

カリウムが足りない

妻と話を聞いた。

血液検査の結果でカリウムが足りてない。

カリウムをもっと増やしてその数値を維持する、ということだった。

これまで以上に健康管理、自己管理に気を遣わなければならない。

とはいっても一日一本バナナを食べるとかリンゴを食べるとかいったものだ。

不整脈というのは本当に神出鬼没で当たり前

だが自分ではコントロールできない。

とにかく『病は医者任せ』やるしかない。

こうして決断は下される、決断といってもバナナとリンゴ

を食べるだけだが、自分にできそうなことは決断がしやすい。

どうせ俺たちは、間違えないから、やらなくたって間違いはしないんだけど。

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